記事タイトル:松本市の風物、青山様とぼんぼん
松本市の風物、青山様とぼんぼん
仕事中に突然の事。
スタジオブレスのドアを開けて、勢い良く「青山さまだい!わっしょい!こらしょ!」と大きな掛け声が聞こえてきました。男の子たちが法被(はっぴ)をはおり、鉢巻き姿で賽銭箱を持って立っています。その向こうには、神輿を担ぐ子供たち、そしてその向こうには、着物を着た女の子たち。
今年も、松本市の夏の風物詩です。
平成3年に松本市の重要無形民俗文化財に指定されているお祭りです。
青山様とは、江戸時代末期頃から現在の松本の中心市街地を中心に始まったといわれているようで、「青山神社」という小さな幟をたてた御輿を担ぎ「青山さまだい、わっしょい、こらしょ」と掛け声をかけながら町内のいたるところをまわる八月上旬に行われる男の子の行業で、地区によって掛け声が違うようです。お盆に帰ってくる祖先の霊の信仰に発した子どもの行事だということです。
ぼんぼんは、青山様と同時に行われます。幼児から小学生までの少女たちが着物姿で下駄を履き、髪に紙の花をつけ、提灯を持って「ぼんぼんとても今日明日(あす)ばかり、あさってはお嫁のしおれ草・・・」と歌って自分の地区を歩きます。先祖の霊を静鎮める行事だそうです。
車が通る道を事故のないよう、
大人が子供たちに付き添いながら色んな家を訪ねて行きます。
子供たちが少なくなっている中で、
貴重な伝統の継承に町会単位での努力が続けられています。
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